9価HPVワクチン(シルガード9)の定期接種化について

9価HPVワクチン(シルガード9)の定期接種化について

 

子宮頸がんの原因の約80〜90%を防ぐことができる9価ワクチンが4月から定期接種対象となりました。

当院でも切り替えていく予定です。

マザーキラー(母親殺し)と言われる20-30代女性の子宮頸がんを予防するとても大事なワクチンです。

ご両親の目が届いている10代できれば中学生までに打ち終わって欲しいですし男の子にも公費接種対象が広がるとなお良いですね。

この度、県外に進学される子供さんの接種について相談がありました。

やや煩雑な手続きとなりますがリンクをご確認ください。

基本的には接種希望先の市町村予防接種担当部署に確認の上で

①倉敷市(住民票のある市町村)へ県外接種の申請書を提出し、外医療機関宛ての依頼書を発行してもらう。
②希望先市町村の医療機関で予防接種を受ける(一旦費用を支払う)。
③領収書など必要な書類を添えて、倉敷市へ接種費用助成の申請する。

という流れになります。計3回打たなければならないのでキャッチアップ対象で親元を離れられていて住民票を移していない場合の対応について記載が見つかりにくかったのでブログ記事を書きました。

現在コロナウイルスにかんしてはかなり感染状況は落ち着いていますが大都市では増加の兆しが見られており昨年と同様にGWにかけての増加が予想されます。5月までに初回接種およびオミクロン 対応ワクチンのブースターを済ませておくよう合わせてお願い申し上げます。

くれぐれも皆さまご安全に

当真貴志雄

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